WEB集客戦略、年明けまでに準備しておきたいこと
1.モデルハウス来場減に備えWEBで見込み客を確保できる体制を
ここ数年モデルハウスへの来場数が減少傾向にあります。本来であれば集客の勝負どころである年明けシーズンも今回は予測を立てにくいところです。
こうなるとモデルハウスの来場が減少してもWEBで見込み客を確保するための施策がこれまで以上に重要となります。
来場一辺倒の集客活動はリスクが高いと認識し、年明けまでに実施可能なWEB施策を早急に行うことをお勧めいたします。
2.年明けまでの時間はわずか短期間で準備でき、即効性のある施策を
とは言え、今から年明けに間に合う施策は限られています。比較的短期間で実施可能と思われる施策を以下にまとめてみました。
■年明けまでに行っておきたいWEB施策
●自社ホームページの改善
・ホームページ未掲載の施工事例・お客様の声を掲載する
・掲載済みの施工事例・お客様の声も、追加可能な写真・文章があれば追加する
・お客様のファン化につながるコンテンツ(動画・SNSなど)を、ホームページ内で積極的に訴求する
・お客様に伝わりにくい表現・専門用語を、分かりやすく修正する
・各種フォームの項目を必要最低限に絞り込む
●WEB広告の導入・強化
・比較的即効性がある「検索エンジン広告」を中心に予算配分を
●オンラインイベントの実施
・インスタライブによる「オンライン見学会」、ZOOMによる「オンラインセミナー」など
・成功のポイントは「ランクアップ対策」と「告知活動」
●来場検討者への情報発信
・モデルハウスなどの情報はできるだけ包み隠さずホームページへ
・コロナ対策を明示し、お客様への安心感を
まずは、WEB集客の要である自社ホームページの改善です。大幅な変更は難しいが、コンテンツの追加・修正であれば(ホームページの運用体制によるが)比較的短期間で可能だと思います。
お客様の「WEBによる会社絞り込み」で検討候補に残れるよう、掲載情報の量・質を可能な限り高めることが必要です。
ホームページ経由である程度の反響が獲得できている会社であれば、短期間でホームページのアクセス増が見込めるWEB広告の導入や予算増額も検討したい。
WEB上で自社のファン化を促進しるためのオンラインイベント成功のポイントはランクアップ対策です。資料請求・個別相談など、お客様を次のステップへ導くための仕掛けを、イベントの最後に用意することが重要です。
モデルハウス訪問を検討中のお客様に向けた情報発信も丁寧に行いたいところです。写真・見どころ・間取り図・動画など、情報を包み隠さずホームページに掲載し、訪問したいというマインドを高めたいです。それと、まだコロナ対策の明示は忘れずにしておきましょう。
※住宅産業研究所「TACT」参照